とのblog

とののタイでの日常を書くブログ

ヤギがやってきた

今日も朝から同期の農場を手伝いに行く。

今日はついにコメの収穫ということで、鎌を使ってザクザク稲を刈っていく。

が、20分ぐらいやったとこで、慣れてない作業だからか、自分の指を切ってしまった。

爪ごと指の肉をまあまあ切ってしまい、血が止まらない。

すぐさまワーカーが一旦家に帰っていた同期に電話し、同期が薬を買ったりなどの対応をしてくれたおかげで、とりあえず応急処置が済んだ。ほんとに同期には感謝感謝である。

ただもちろん痛いし、左手があまり使えなくなってしまった。

ここ1ヶ月の間にバイクで転けたり、鋸で手切ったり、全て自分の不注意ではあるが怪我が多い…。

テンションガタ落ちでなんとかバイクを運転し家に帰ると、アンドリューがお出迎え。

正直豚肉を食べにいくような気分ではなかったが、怪我をして指を洗っている時、血が沢山出たせいなのか立っていられないほど目眩が酷かった。

座ってしばらくしたら治ったのだが、直感的にレバーを食べた方がいい気がしたので、初めて自分からアンドリューを豚肉に誘う。

満面の笑みのアンドリュー。鉄分補給したくて誘っただけだから、そんな笑顔を向けられても困るよ…。

そして豚肉を食べて帰ってくると、なんとウチの家の前にヤギがいる。

めちゃくちゃテンション上がって草をあげていると、隣人のサムが出てくる。

話を聞くと、このヤギはサムのヤギだそうで、例のNGOのオープン記念として月曜日に食べるのだそう。

なんで月曜日に買わないの?と聞いたら、タウンで買うよりも村から買って来た方が安く買えて、村から買うとなると今日じゃなきゃダメだったらしい。

そのまましばらく談笑していると日も暮れてきた。家に戻ろうとすると

「あ、ちょっと待って。頼みがあるんだけど。山羊をこのまま外に置いとくと野犬に食べられちゃうから、お前んとこの倉庫入れといていい?」

んん⁈

確かに長屋の住民は1人1つ倉庫があるのだが、他の住民はみんなそこをキッチンに改造してしまっている。自分は鶏の寝床にしていたが、カラアゲ君達が去ったので、今は何もない。

まあもともとヤギ飼いたいと思っていたし、快く了承する。でも俺が断ったら山羊どうするつもりだったんだろ。

なんかサムに手玉に取られているような気がする…。おそらく喜んで草をあげている姿は彼の予想通りだったのだろう…。

何はともあれ月曜までヤギの面倒をみることになった。俺のじゃないし期間も短いので名前はつけなくていいかな。

そういえば倉庫の中、鶏のウンコだらけだったから、ちゃんとデッキブラシで磨いたんだけどヤギちゃん汚さないかな…。