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とののタイでの日常を書くブログ

明日から派遣前訓練!

いよいよ明日から国内最後の研修、派遣前訓練が始まる。 9月中旬まで福島のJICA訓練所で語学を中心に色々と学ぶ。 といっても自分の学習言語は英語なので、一から他の言語をやる人に比べれば楽なのかなと少し甘く見ている。 そして研修所では、朝6時半から国旗掲揚、ラジオ体操、ランニングという、まるで軍隊のような生活になるそうなのだが、ここ最近ワールドカップを理由に夜更かしをし、午前中は寝て終わるというニートのポテンシャルを発揮しつつあった自分が適用できるのか若干の不安を感じる。

ここ最近は時間があったので、色んな人と飲みに行った。 その中で会社の先輩とも飲みに行き、現状を聞いたが色々とひどいらしい。 自分が会社を辞めた時も国内のエビ相場は値崩れしており、在庫整理のために最後の月はかなり赤字を出して退職した。しかしその後もエビの国内相場の値下がりは止まらず、ここ3ヶ月は在庫整理に追われていたそう。 そんな先輩の話を聞くたびに、自分だけ困難な状況から逃げ出したみたいで、申し訳なくなる。 それと同時に、自分の選択は間違っていなかったのかな、とも少し思う。 大衆魚であった鮭が1000円/kgを超えてしまう時代、日本では食べられなくなる魚種も出てくると思う。 インドにエビを買い付けに行っていた時、よくインド人にこんな話をされた。

「君たちはインドに感謝しなければならない、インド人の80%がベジタリアンだから、肉や魚の世界価格の高騰を防げているんだ。」 (インド人の80%がヒンドゥー教。牛だけじゃなく、基本的に殺生を避ける。)

恩着せがましく言ってくるが、インド人が言っていたことも一理ある。 実際にインドでのエビの国内消費率は25%~30%で、エビの輸出国ではダントツに低く、輸出量は世界一になっている。 そしてエビをよく食べる中国では、インドの4倍の生産量があるにも関わらず、エビが足りず輸入している。確かにインド人がバカスカ海老を食べたらやばいかもしれない。 そしてインドの人口13億人に対して、アフリカの人口は12億人。 やっぱりインフラさえあれば、アフリカはチャンスがあると思うんだけどなー。

派遣前訓練前に、初心に帰ったこの頃。

 

自分は現地でバイクに乗ることが許可されているので、バイクのオフロード講習を受けてきた。

 

こんなコースを走るんだけど、前日が雨ということもあり、めちゃくちゃ滑る。 でも慣れたらそれも楽しい。

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