とのblog

とののタイでの日常を書くブログ

ほどほどじゃダメなんでしょうか?

 

タイの料理というと、パクチーをはじめとした香草のイメージや唐辛子のイメージを持つ人もいると思うが、基本的に辛い。

タイでは南の方のマレーシアに近い方が辛さが強く、自分がいるタイ北部の方はそこまで辛い地域ではないらしい。しかしそれでも普通の日本人にとっては辛い。

 

 

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自分は普段はイモの畑で仕事をすることが多いが、そのイモの畑は地域で大きな土地をもっているタイ人の「ボーイさん」という人の土地を借りている。

 

事務作業も含めてボーイさんのところでやることが多いので、昼ごはんや夜ご飯はボーイさんのメイドさんが作った料理を、ボーイさんやボーイさんのとこで働いている5、6人の作業員達と食べることが多い。(メイドさんのガパオライスはクソ美味い!辛いけど…)

 

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普通に自分でご飯を選べるなら辛くないものをチョイスできるが、ローカルの人達と同じものを食べるので、もちろん辛さはローカル向け。
ご飯自体はかなり美味しいのだけれど、結構辛い。

 

 

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なぜかこんな唐辛子をそのままパクッと食べてしまうタイ人

 

ウガンダではそこまで何回もお腹を壊したわけではないので、腹の強さには正直自信はあったのだけど、辛いのは別。
ここチェンマイに来てからは、ウガンダで腹壊したのとは比じゃないペースで腹を壊す日々。

 

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安全地帯と思われるカオマンガイにも

 

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こんな地雷が入っている…これめっちゃ辛い…

 

 

昔噂で、10年くらい前のタイの駐在員はボラギノールを日本から持っていくのが必須と聞いたことがあるが、今その言葉の意味を身に染みて感じている日々。

果たして俺の腹がこのタイ料理の辛さに慣れる時は来るのだろうか。

 

 

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そして辛〜〜い料理を食べるタイ人は、それを中和するかの様に甘〜〜いデザートを食べるのが大好き。

 

先日圃場で作業をしていると、♪タランタランタラン〜〜タラララランタラン〜〜とテーマパークの様な愉快な音楽を流しながら1台のバイクが到着する。

 

ウガンダでは愉快な音楽を流しているバイクというと、アイスの移動販売だったので、これはもしやと思ってタイ人に聞いてみると、やはりアイスの移動販売だった。

 

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ウガンダでは地域で違いはあったが、我らがマユゲ県ではもっぱら「エリーゼのために」を♪ピロピロピロピロピーーピロロローーピロロローーと流していたのを思い出す。

 

せっかくなのでアイスを試してみようと見てみると、抹茶やチョコチップ、ストロベリーのアイスなど、段違いでウガンダよりもレベルが高い。(ウガンダはアイスキャンディーだった)

 

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しかも2つの味を選べるらしいので、チョコチップと抹茶を選ぶ。
慣れた手つきでアイスを載せるおじさんにタイ語で何か言われる。なんとタイではさらに自由にトッピングまでできるらしい。

 

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マジか!と思いカラフルなチョコ(日本語でなんていうのこれ笑)をお願い。
すると頷いたおじさんは、なんとまずアイスにチョコソースと練乳をかけるではないか。

 

 

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そしてその後にトッピングをかけて渡してくれた。

いやー見るからに甘そう、ってか甘い!

 

 

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しかしこんなものは序の口。
タイにはまだまだ甘いデザートが存在する。

 

そのうちの一つが「パートンコー」と呼ばれる揚げパン。

 

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これは一見普通の揚げパン。
屋台で売っているのを見つけ、タイ語で「甘い」という言葉を意味する「ワーン?」という言葉を連発して屋台のおじさんに聞いてみると頷く。

表面に砂糖か何かかかっているのかな?と思い小腹も空いていたので買ってみることに。
揚げパンをチョキチョキはさみで切り始めるおじさん。

 

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「何か入れるのかな?」と見ていると、おじさんが手にしたのは白い液体が入ったボトル!

 

 

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はいでましたー。

 

1ヶ月もタイに住んでいるとその時点で既に悟る笑。
ホットドッグの様に真ん中を二つに切った揚げパンに、これでもかというぐらいに練乳を投入。

 

 

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パンに練乳という組み合わせは正直悪くないと思うけど、練乳の量が尋常じゃないからか、なぜかアイスに練乳よりも甘く感じたくそ甘デザートだった。

 

極め付けのデザートは、「カオニャオ・マムアン」。
マンゴーともち米のデザートで、タイで1番人気のデザートといっても過言ではないくらい人気のデザートらしい。

 

マンゴーと米という時点で日本人的にはちょっと……な組み合わせだが、タイではこのもち米をさらにココナッツミルクと砂糖で炊いて甘くする。
ただこのココナッツミルク&砂糖ともち米はタイでは割とある組み合わせで、これ自体は割といける。

自分はこのカオニャオ・マムアンをバンコクの屋台で食べたのだが、問題はそこの屋台ではなぜか「そんなんじゃ甘さが足りないよね!」と言いたいのか、さらに練乳をかけるという暴挙に出たこと。

 

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写真撮るの忘れたので拾い画像

 

言うまでもなく甘い!!
タイで食べたものの中でこれがダントツに甘い!!

 

もう1人の日本人と自分2人で1つを買ったが、自分は早々にギブアップ。
少しなら食べられるけど1人前は食べられん…。

 

 

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タイ料理は基本美味しいけど、辛すぎたり甘すぎたりでたまにウガンダとは違った意味でびっくりする料理がある。
辛いの食べた後に甘いのって考えはとてもシンプルだしわかるんだけどね。

 

いや、ってか俺は思うんだよ。

 

辛いのも甘いのもほどほどにすれば良くない?

 

 

 

 

※マンゴーご飯も練乳パンも、日本人でも美味いと言う人はいるので、個人差はあると思います。